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VOL.39 [2008.1.21]
私を“マッコ”に連れてって
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昔、流行った映画シリーズを今更ながらパクって、「私をマッコに連れてって」と我が社の黒石ジモティY嬢に頼んだら、
「朝5時からですけど、大丈夫ですか。私は子どもの頃からよく行ってますけど、渋滞で車も動けなくなるから、もっと早くに4時には着いてないとダメですし、すごく根性入ってないと大変ですよ・・・」と
“マッコは行く段階からすでにバトルです。遊び半分で本番を戦い抜けるのかしら”というマッコ界のプロとしての自負溢れる返事をもらった。
朝5時からとは知らなんだ。
津軽伝承工芸館での前日祭が、随分夜更かしだなとは感じていたが、よく思い出してみたら夜通し唱ったり、騒いだりのイベント設定はそのままA.M.5に雪崩れ込むためであったのだ。なるほど。
さて、“マッコ”とはしかして何だろうか。
県南育ちの自分は初め“馬っ子”かと音だけで想像し、木造の「馬市まつり」の類を思い浮かべていたのだが、Y嬢の解説によると
「商品が割引になったり、買い物したら大きな『マッコ箱』を貰えたり、お餅やみかんが撒かれたり、振舞酒をもらえたり、豚汁やお蕎麦などの温かいもののサービスがあったり、大イベントです!」
と云うことである。
皆さん興味ありませんか。説明だけではよく解らない“マッコ”の謎に突撃取材してみたくありませんか。
さて、“攻めの農林水産業”の基本は、地産地消。
我々のふるさとで愛される「青森の良品」こそ、県外国外にも通じるものとして、積極的に売り込んでゆこうという考えに立っている。
実は私たちは、観光戦略である“青森ツーリズム”においても、津軽や南部や下北の人たちが、お互いの土地の光景や祭りや食べ物やイベントなどを交互に尋ね合うことで、“青森”をよく知り、まず県内の観光を地産地消することを大切な基本戦略のひとつとしている。
広い青森、見たい、聞きたい、知りたい、食べたい、ワンダーランドなフロンティアが、それぞれに宝石のように存在しているのである。
観光においての地産地消も、もっともっと大切にしたいものである。
そこで、2月の第1日曜日めちゃ早起きですが、黒石へ行ってみませんか!
(と威勢よく書いたところ、「あれ、金曜夜『十和田湖冬物語』で休屋ですよ、ガッツありますね」とY嬢に指摘され、うーんと呻吟している)
※ 黒石マッコ市メモ(今年の詳細は不明です。)
- 『マッコ』とは、津軽弁で『お年玉』のこと。旧正月の買い物客に『景品』として、『マッコ』が配布される。
- A.M.5時より、郊外スーパーや中心商店街などで開催される。
- 買い物客は、商品の割引とともにマッコを貰えたり、さらに買い上げ金額に応じてマッコが貰えたりと何重ものマッコを貰えることもある。
- スーパー系の特大マッコ箱の中には、食品や日用品など入っている。
- マッコは先着順なので、無くなり次第終了であるが、時間指定でもらえるマッコもあり、1日中楽しめる。
- 時間毎に、餅つき大会などのイベントもある。
問い合わせ先
黒石市商店街協同組合 TEL0172-53-6030 |
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三村 申吾
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