linkプロフィール心象スケッチフォトダイアリー政策三村申吾の姿勢ホーム
VOL.73 [2008.4.25]
私を、洋館とフランス料理の街へ連れてって3

 まずは、ひと口生ビールと白ワインで乾杯。
 白と云えば、ニッカさんのご協力で鶴田産のケルナー種ぶどうで作っているケルナーワインは、絶品との評価を通の方々からいただいている。お魚天国・青森県として、農工ベストミックスの成果のひとつとして上級白ワインを持てた事は、喜びである。
 1品目来た。(以下、大食い会のYさんの評)
 「ホタテひもとサーモンのオードブル」
  ・クリーミーなのにさっぱりしていて、魚も貝も新鮮。ひもはよく洗ってあって臭みがなくて、手間がかかってますよね。
 お皿もとってもチャーミングで、カップルで来たら一皿目から彼女が喜びますよ。本当に丁寧ないい仕事してますよね。
 サーベイ青森に弘前のフランス料理店は6軒も載ってるんですけど、こんなところに切磋琢磨が感じられますよね。
 「かぼちゃスープ」
  ・これも丁寧に漉してありますね。
   かぼちゃの自然な甘さ、素材の良さが活きてます。何よりもしつこくなくて、これからいっぱい食べるのだから嬉しいです。
 「パン」
  ・さくさくしてて、中がもちもち!極上ですね。
 「ホタテ・タラ・マスの3種ソテー」
  ・焼き加減が主婦(シュフ)では無理です。シェフすごい。(Yさん、ダジャレを云ったが、M君も自分もしばらく気づかず、Yさんにアピールされた。)

 Y“これですよ、この焼き具合とソース!男女を問わずに「重たい」のって嫌ですよね”
 オ“そりゃ、メタボ危険水域のオレ(オジさん)の事かい。”
 Y“いえ、性格のことですよ。こんなにいい素材のお魚だからこそ、軽いソースで軽くソテーって、大事でしょ。(オジさん、ワインをYさんへ注ぐ)あ、ワインありがとうございます。”

 「メイン:牛頬肉赤ワイン煮、牛ソテーのバルサミコソース、黒豚ソテー」
 (順に)
 ・とろける〜。赤ワインとベストマッチですね。
 ・バルサミコが肉をしつこく感じさせず、さっぱりさせますね。いい味わいです。キュッと一杯やりたくなります。アブナイ味。
 ・カリカリ。旨味が凝縮です。

 Y“私、ちょっと小声で云いたい事があるんですが。”
 オ“(小声にして)何だい。なんか問題あるのか?”
 Y“アベックのことです。私からはよく見えるのですが、気になることがあります。緊張感がないのは良くありません。やっぱり緊張感が大事です。慣れはよくないんです。”
 M“どうしたの、急に。”
 Y“実は私、仕事でもつい慣れてしまって、緊張感の無い時もありました。そんな時のことをすいませんと今夜は云おうと思ったのです。”
 オ“もうええんでない。デザートが来たから、食べよ。”

 「デザート:あったかチョコレートケーキ、アイスクリーム乗せ」
 ・お腹いっぱいでも、このデザートはするっと入ります。私的には、もう1個いけます。溶け出すチョコレートがたまりません。私、先日、ツマガリのケーキを6個食べました。
  ※ツマガリ  関西有数の人気洋菓子店。青森の紅玉等の素材を使い、青森を広くPRしてくれている。
 「エスプレッソコーヒー」
 ・きりっとしまります。

 観光の大事なコンテンツに「食」があります。
 JALに高く評価され、丸谷馨さんの著書によっても大いに喧伝される我が弘前のフランス料理も、いわば重要なコンテンツです。
 是非、いろんな場面で、どんどんPRすると共に、楽しい仲間たちといろんなお店を訪ねて、美味しく食べたいと思っています。
 洋館とフランス料理の街、がんばれ!

三村 申吾

Copyright(C) 2006 Shingo Mimura. All Rights Reserved.