連休の夕方、BS放送に回したら三波春夫が唄っていた。
ちょうど♪「大利根月夜」だった。
セリフがいいねえ、泣かせるねえ。平手酒造(ひらてみき)だ。
わぁ村田英雄も出て来た。二人で♪「皆の衆」唄って、凄い凄い素晴らしい。
この二人で成長経済に疲れ気味の日本人に活を入れて、頑張らせたと自分は思う 。
おぉ!待ってました♪「俵星玄蕃」
何か泣けるね、カタルシスして、元気でるね。
前へ前へ前へと進んで行った時代を支えた唄唄唄だね。
わぃは!また村田先生だ。名曲次々だ。もっと泣けるね。♪「お前」まで来た。今度は♪「人生峠」だ。村田ぁー! いいぞぉ!
…愛の花 咲け人生峠〜
英雄ぉっ!
いかん。浪曲『青の洞門』まで始まった。お仕事行かねばならないのに、
「と、止めてくれるな村田殿、三波殿。お客様は神様です。神様を待たせるわけには、参りません」
ー出かけました。(三時間して)帰って来ました。 その後番組 はどうなったんだろう。
三波春夫は、その闘病厳しき時にあたって
「 逝く空に 桜の花が あればよい」
って詠んだんだよね。
三波春夫、立派だなぁ。
シベリア抑留を乗り越えて、いつも笑顔で時代を歌ってこの辞世の句だ。すさまじい生き様だなぁ。
三波春夫の♪「世界の国からこんにちは」
村田英雄 の♪「王将」
それぞれ聞 きたかったなぁ。
さて自分には、作詞家 阿久悠 のぽつり云った言葉、
「時代を思い出す最初の扉が、歌であればいいな」が忘れられ ない。
今日偶然、三波春夫・村田英雄の「歌」を聞いて、ただひたむきに未来を信じて走り続けた、あの輝ける戦後日本の日々を思い出した。歳月は帰らないけれど、二人の歌を聞いて、ファイトが帰って来た。
三波春夫・村田英雄。素晴らしきニッポンの日々よありがとう。
いいパワーを、沢山いただきました。 |