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VOL.120 [2012.05.02]
お客様は神 様です
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 連休の夕方、BS放送に回したら三波春夫が唄っていた。
 ちょうど♪「大利根月夜」だった。 セリフがいいねえ、泣かせるねえ。平手酒造(ひらてみき)だ。 わぁ村田英雄も出て来た。二人で♪「皆の衆」唄って、凄い凄い素晴らしい。
 この二人で成長経済に疲れ気味の日本人に活を入れて、頑張らせたと自分は思う 。
 おぉ!待ってました♪「俵星玄蕃」 何か泣けるね、カタルシスして、元気でるね。 前へ前へ前へと進んで行った時代を支えた唄唄唄だね。
 わぃは!また村田先生だ。名曲次々だ。もっと泣けるね。♪「お前」まで来た。今度は♪「人生峠」だ。村田ぁー! いいぞぉ!
  …愛の花 咲け人生峠〜 英雄ぉっ! いかん。浪曲『青の洞門』まで始まった。お仕事行かねばならないのに、 「と、止めてくれるな村田殿、三波殿。お客様は神様です。神様を待たせるわけには、参りません」
 ー出かけました。(三時間して)帰って来ました。 その後番組 はどうなったんだろう。  
 三波春夫は、その闘病厳しき時にあたって
   「 逝く空に   桜の花が  あればよい」
 って詠んだんだよね。
 三波春夫、立派だなぁ。
 シベリア抑留を乗り越えて、いつも笑顔で時代を歌ってこの辞世の句だ。すさまじい生き様だなぁ。
   三波春夫の♪「世界の国からこんにちは」
   村田英雄 の♪「王将」 それぞれ聞 きたかったなぁ。
 さて自分には、作詞家 阿久悠 のぽつり云った言葉、 「時代を思い出す最初の扉が、歌であればいいな」が忘れられ ない。
 今日偶然、三波春夫・村田英雄の「歌」を聞いて、ただひたむきに未来を信じて走り続けた、あの輝ける戦後日本の日々を思い出した。歳月は帰らないけれど、二人の歌を聞いて、ファイトが帰って来た。
 三波春夫・村田英雄。素晴らしきニッポンの日々よありがとう。 いいパワーを、沢山いただきました。

三村 申吾

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