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VOL.176 [2014.1.21]
御製御歌
 明日からの出張の準備をしている。

 先週は、歌会始、企業誘致、霞ヶ関回り、なんと指原HKTとりんごキャンペー ン、大田市場トップセールス等とバラエティーに富んでいた。
 しかし、朝一の大田市場から向かった羽田から戻りの青森便が、風雪で欠航にな り、青森空港から直行で間に合うはずの、弘前での仕事をキャンセルしてしまった。

 冬場とはいえ、弘前大学の皆さん、申し訳ありませんでした。

 明日夜は、無事伊丹に飛べるかな!?  
 翌朝から軽塩(かるしお=減塩健康食)のアドバイスを頂いている、国立循環器病 センター、京都セールス、大阪市立大学医学部での懇談会と中距離の行ったり来たり が慌ただしい。
 明後日以降も、早朝大阪市場でトップセールスし、新幹線で小学校でのりんご授業 に小倉へ向かい、北九州市場挨拶、福岡市場挨拶等みっちり詰まっている。 常に移動はギリギリだから、青森でも関西でも九州でも暴風雪にならないで、と願 うのみだ。

 さて、便利な百均の圧縮袋に、3日分の着替え等を詰めて、Yシャツその他と一緒に ゴロゴロバッグに仕舞おうとした所、宮中歌会始で頂いた綴じ本の歌集冊子を、入れ たままである事に気がついた。

 改めて手にとり、この『平成二十六年歌会始御製御歌及び詠進歌』をめくった。  
 巻頭の第一首は天皇陛下の御歌である。
 「 御 製
 慰霊碑の先に広がる水俣の海青くして静かなりけり 」

 歌会始の一番最後に、吟詠されるのは、陛下の御製の歌である。
 その折の感想を述べることなど、誠に誠に失礼にあたるかも知れないけれど、御製 が詠まれたその瞬間、自分は感動の余り、うるうるっとしてしまった。
 水俣の方々に対する、大御心の優しさ、慈愛の深さに感激したその時の思いが、開 いたページの御製から改めて蘇って来た。  

 そんな素敵な事を思い出したら、元気が湧いて来た。よし、明日からの関西九州で も、ファイトだ!
三村 申吾

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