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VOL.186 [2014.5.2]
山口瞳先生と空豆 「注釈」
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競馬の馬券(勝馬投票券)には色々な種類がある。近年その種類が大変増えたが、その中にかろうじて残っている「枠番連勝式」が、当時は馬券の主流だった。一枠だいたい2〜3頭毎に括られた八つの枠から、一着二着の枠を当てるのである。
1枠は白、2枠は黒、3枠は赤…8枠桃と括られた枠毎に、枠の色と騎手の帽子の色が決められている。
ゴール前、各馬毎のゼッケン番号よりも、よーく見えて、即判る帽子の色が、勝ち負けの判断材料となった。
「競馬は馬でなく、枠が走るのだ」
との格言を社の先輩方から、賜ったものだ。
そんなだから、狙ったA馬C馬ではなく、一着B馬二着D馬とゴールに来たのにもかかわらず、たまたまAとBが同枠、CとDが同枠だったから、結果として馬券は当たっていた\(^ー^)/万歳!と云う事がよくあり(代用品的中と云う)、何ともラッキーだから、府中の街で飲んでしまおうと云う事になったものだ。
実際は、外れても当たっても反省会になるのだけれど、代用品的中は、何かとラッキーでハッピーな気分が高揚するもので、実に面白いクールジャパンな馬券である。 |
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三村 申吾
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