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VOL.195 [2014.8.19]
雨を聞く
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お盆の終いは雨になった。しかも、大変涼しくなって、20度ちょい。 夏バテの自分には慈雨となって、久々の実家でひたすら良く寝ていた。と云うより寝ている事自体に、気が付かなかったくらい気持ちよい温度に、夢の中をたゆたっていた。 気持ち良くうとうとしてると“じいじい遊ぼー”と起こされるのがつらいよねなどと、じいじいばあばあになってる同級生たちが、鼻のしたを伸ばしきって自慢話していたのを思い出したが、(≧ヘ≦)“昼飯だ”と孫と違って愛嬌ない家人に叩き起こされた。 青森の官舎にも、ましてきついヤマセになると夏でもストーブが要る自宅にも、冷房なんぞはない。 基本的にこれまでは、30度を超えるのは、年に10日もなかったからだが、この所は、やせ我慢もきかない暑さが!
何十日か続くので、移動の車内か旅先で熟睡していた。 そしてとても、実にとっても良く寝られたのは、雨が我が家のトタン屋根を優しくリズミカルに鳴動させてくれた事もあると思う。青森のコンクリートがっちりの部屋の一室では、雨に音がない。規則正しく天から恵まれる雨音が、こんなに身も心も癒やしてくれると本当に久々に感じた。
天とオールド・スイート・ホームに感謝して、本日もファイト!
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三村 申吾
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