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VOL.203 [2014.10.6]
躍進!「青森のカシス」
 イオン幕張新都心店をメイン会場とする58店舗での青森県フェアでトップセールスをして来た。とっても賑やかだった。
 AMT(青森県若手生産者まごころ伝え隊)の本格デビューとあって、取材陣も沢山来てくれて、ありがたかった。
 フェアの目玉として行われた今期初の大間まぐろの解体ショーは、ありゃりゃ、この大混雑、どうしよう。“わいはー!”と驚愕だった。(東京のお客さんて、すごい。ちゃんと「最初はグー」のじゃんけんで納得して購入者を決めて下さった。)

 セールスの前には、直々においで下さった梅本社長さんとの懇談会も行われた。
 もちろん今後の国内外イオングループでのフェアの展開や打合せも行われたが、最も話題となったのが「フードアルチザン(食の匠)」伸展状況である。
 フードアルチザンは、イオンがグループをあげて、食と地域を豊かにするために、全国で展開している活動である。基本コンセプトは、
「伝」いにしえの価値を次世代へ
「育」日本の食文化を守り育てる
「拡」知る人ぞ知る地域の食を日本中に発信
となっており、私たち青森県からは、2013年に“オコッペいもっこ”と2012年に“カシス”が選定されている。
 今回はカシスの状況に具体に急展開があり、特に話題とされた。
 本県のカシスについて云えば、圧倒的日本一(12年産フサスグリ全国収穫量11.1トンのうち本県は8.6トンでシェア77%)の生産量を誇ってはいるが、流通しているのは輸入ものが大半だから全体としては極めて少ない状況にある。
 県としては、あおもりカシスの会等と共に、生産量を増やすべく努力を重ね、今春5月にはイオンの皆さんや浪岡の小学生たちと、カシスの苗木の大植樹祭を行うなど、耕作面積拡大に着実に努めているところである。
 そういった中で、梅本社長さんから嬉しい報告をいただいた。
 国内外での評価の高い、パティスリーレザネフォールの菊地賢一シェフ監修の『ヴェルヴェット カシス』ケーキの「2014年 イオンのクリスマスケーキ」における、注文販売の決定である。
 社長がおっしゃるには、イオン側として青森のカシスを仕掛けたのではなく、「食」のデザインスクール「レコールバンタン」で開催したフードアルチザン食材を利用したコンテストで優秀ケーキに選ばれたケーキを、フードアルチザンに共感した菊地シェフに監修をいただき、今年のクリスマスでの販売となったとのことであった。
 カタログがもう出来上がっていた。実に実に美味しそうだったので、「誰でも注文出来るんでしょうか」と尋ねたところ、青森ではイオンの各店舗で注文し、クリスマスシーズンに受け取るか、ネットで注文し、イオン他で受け取るかの方法があるとのことだった。
 あまりに旨そうで、家人たちにも食べさせたいので、近日、青森店にオーダーしようと決めている。
 このほかにもプロジェクトが進行中である。
 着々と青森のカシスがブランド化に向かっているようで、本当に感激した。


↓ このケーキです ↓



【以下のサイトからネット注文も出来ます】

○2014イオンのクリスマスケーキ
https://www.aeonshop.com/shop/pages/cake.aspx
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三村 申吾

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