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VOL.234 [2015.5.29]
馬の皆さん牛の皆さん
時には昔の話でも。

下北津々浦々巡りは、正直久しぶりでした。
仕事で、役場や小中高等学校にはそれぞれお邪魔しますが、集落集落を巡り歩くのは、やはり選挙なればと云う事になります。
そんな時の懐かしく嬉しかった昔のひとコマを、尻屋で思い出しました。

今は昔、我が選車隊は“エイエイおー”と元気良く、川内町の湯の川から佐井村へ山越えで抜けようとしていたと思って下さい。
全く人家も無く、滅多なことですれ違う車も来ない所だから、休めばいいものを、燃えて燃えて何か云い続けねばとのムードのままに
「猿の皆さんも鹿の皆さんも聞いていますか、三村申吾がご挨拶に上がりました」
とウグイスさんに紹介されたので、
乗りの良い自分だから
「猿の皆さん鹿の皆さん、そして熊の皆さん始め、下北半島に生きとし生ける皆さんに申し上げます…」
とひと演説ぶった、と思って下さい。
それはそれで、大演説に、車内拍手で盛り上がった訳ですが、その後選車は海峡に沿って、佐井村大間町風間浦村大畑町と進みました。
さあ、お楽しみは、これからです。

海峡沿いに東通村の集落を巡り行けば、あの寒立馬の尻屋岬に至る訳です。

岬のまわりは元来が放牧地ですから、牛だらけに、馬まで居ると云う訳です。

先程の流れと調子で
「牛の皆さん、馬の皆さん三村でぇーす」
と大真面目にウグイスさんが叫んだ所、
あいや!わいは!木陰から驚きのダッシュ!

「馬だけでねえど。わいんどもいるどぉ―!!
ミムラぁ頑張れぇー」
と激烈な応援を頂いたのでした。

選車隊みなで、嬉しくて嬉しくて、一同声が揃って
「ありがとうございます。ありがとうございます。ミムラ感激です」
と応えながら、しまいは、うるうる声になりました。

あの日あの時の、尻屋の皆さん、改めてひと事感謝を言わせて下さい。
「本当にありがとうございましたm(_ _)m」


三村 申吾

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