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VOL.250 [2016.5.14]
シィライン
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本日はべた凪、イルカくんに会えるかなと下北からの帰りを脇野沢港−青森港の高速船シィラインにしました。
どどどどどと波をけたてて佐井方面からやって来た高速船は、脇野沢港に接岸するや自分含め2名を乗せるやビューんと発進、波をスイスイ掻き分けてイルカくんの待つむつ湾を一路青森へ。
実はイワシを追いかけて湾内にイルカ出現中の話を聞きつけての乗船でした。
右手津軽半島、西日キラキラ。左手夏泊半島、緑鮮やか。向かう正面にまだ雪を戴く八甲田連峰。 青森港を訪れる国内外の大型クルーズ船のお客様方から絶賛される我がむつ湾航路ですが、自分も同感です「ソービューティフル」
しかして、大化の改新を習う時必ずでるダジャレ「入鹿は居るか」と叫べども、ヘーシンクです。
「ヘーシンクと云えばオランダ」な状況です。
(古い話ですが、前の東京オリンピック柔道無差別級で、ヒグマみたいにデカいオランダのヘーシンクに小さなニッポンの神永が押さえられたシーンとその悔しさを今も忘れません。私の年代においてオランダと云えばヘーシンクが同義語です)
昔を偲ぶうちに、高速船の左手にもう浅虫が、八甲田はさらに大きく目の前に立ち上がって来ました。
イルカくんのかわりにカモメたちが寄って来て、船のぐるりを舞っています。
△アスパムが見えます。白い峰峰と緑溢れる山々のふもとに、なかなかに興趣あふれる街並みがおっとりと広がる我が青森港はおだやかで美しいなと自分も感激大です。
正味50分もないシィラインの船旅ですがが、ふるさとの港の麗しさを改めて実感する事となりました。
「イルカはオランダ」でしたが、海の側からふるさと発見がありました。
いつか皆様も、シィラインで小さな佳き旅を\(^ー^)
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三村 申吾
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