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VOL.263 [2016.12.20]
朋友(とも)よありがとう
いつもなら、ミルク、電子レンジ、チン。冷凍パン、とろけるチーズ乗せてオーブントースター5分、チン。両方のチンが鳴るにトマト洗って、立ち食いしてしまうか、りんご半分むくかとばたばた朝食な所を、本日はお土産に頂いた、台湾の阿里山の銘茶をまったりと飲んでいる。

別に暇をかこっている訳ではない。立ったままチンに追われるごとく食べていた、効率的に見えて精神的には非効率な朝ご飯習慣、ややもすればチンの時間込みで8分以内で済ませていた習慣を、やめてみようと改めて思っている。

朝のティータイムを十分とって、この外の東方美人や鉄観音や凍頂烏龍茶等々をその日の気分で、ゆるりと頂いてから、お仕事出動しようと云う訳だ。
戦国武将が一期一会の思いで茶を立てて、一服の後、生死不詳の覚悟で出陣したのとは、到底度合いが違う。
まあ、還暦にもなったことだし、朝くらいドタバタしないで、かつ尾籠なお話だが、朝に水分いっぱい取って、オシッコもいっぱいして、心身とも毒を出そうか程度だ。

先週は例年通りに台湾大営業だった。
大が付いたのは、いつものりんごセールスや関係当局巡り、チャーター便確保、誘客確保、グリーンツーリズム関連に加えて、言わば台湾の名古屋たる台中市との友好協定締結があったからだ。
いやはや、我ながら今回も夜中までよく働き、台湾式乾杯でグラスの底まで空にして見せた。りんごアロハシャツに、各種Tシャツに法被と、よくぞ着替えた。いっぱい喋って、いっぱいハグして、いっぱい笑った笑った!良く仕事した。

これまでの長年の仕事から、台湾にも大切な友人が出来た。そのふたりから「本当に美味しくて、自分の気持ちをこめたお茶」をお土産に頂いた。
このお茶で、疲れや嫌な思いをとって下さいとの真心まで伝えて頂いた。

だからこそ、朋友の思いを素直に受け入れて、毎日は無理でも、ゆったりまったり開放的気分で、朝茶をする事にした訳だ。

朋友、遠方にあり。然るに一服の茶に真心到来す。悦ばしからずや。


三村 申吾

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