この世には、凄い!!と唸る名コピーがありますね。
そのひとつを、今、思っています。それは
「日本の夏、金鳥の夏」
痛いほどの太陽の日射しと熱さ、みんみんじーじー蝉時雨、むんむん蒸す夕暮れ、汗ばむ夜の暑さ、蚊取り線香の煙りと香り、蚊帳、ぷーんとよって来る蚊、スイカ、アイスキャンディー、浴衣、花火、盆踊り…
こんな短いコピーなのに、夏の様々な光景とともに音や匂いや香りや味までもよみがえりますね、ぶっちぎりの、芭蕉なら「古池や蛙飛び込む池の音」級のコピーと自分の年代以前は共感してくれると思います。
しかし今や、註釈が必要なんだろうなあとシューシューと、同じ金鳥の「1日1プッシュ!蚊がいなくなるスプレー」(何とそのままの、みもふたもないコピー!!)を押しながら思っています。
場所が凄いですよ。香港のカオルーンのホテルしかも午前1時半。
飲んで、夜更かしをした訳ではありません。
日本の夏、金鳥の夏。青森の夏、祭りの夏。私の夏、営業の夏。てな訳で、
毎度の、飛行機の機材ぐり的営業日程編成で、前日午後から東京で、縄文世界遺産への勝負の営業と市町村長さんと霞ヶ関周りをし、朝、上海虹橋空港に飛び、インバウンド営業をし(37度で暑かったがみんなでねぶたのラッセラーをしたり絶好調(汗(^_^;))、夕方上海浦東に着いてチェックインしようとしたら怪しい雰囲気(*_*)
何分お国柄ですから、相当にぐちゃぐちゃあったものの、簡単にまとめると、「お宅の便含め香港空港ハイパー悪天候規制中で、各社とも午後から一本も飛んで来ませんし、目処たちません。飛べるようになったら空席キャンセル待ち番号呼ぶから、並んで札貰いそれ持って、そこらへんで待っててください」と言うことでした。
それでもラッキーと言うべきでしょうか!?我が営業部隊で明日必須営業のある自分ともう1人だけ5時間待ちで乗れました。ごめんね。後のチームは運良くば午前2時過ぎ香港空港かなとの壮絶な話です。(3時半になったそうです)
現在、上海浦東空港と機内の居眠りのためかホテルで眠れずにこれを書いてます。
あぁ。キャセイの夏、朝ぼらけの夏。
明日から香港大営業をレポートします。
しかして、アジアでは日本の交通システム感覚で営業日程組むと穴空けちゃうなと少しく反省はしています。
このところ、韓国や台湾といった交通時間にかなりきっちりした国で分刻みな日程組めてたので、結構何とかなったものの、油断しましたm(._.)m
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